バナナスタンド改
ヘッドフォンをかけても倒れず、見た目も違和感なく、できるだけシンプルに…という要件を満たすものを作ろうと。ぶっちゃけるとSTAXのHPS-2みたいなのを目指しました。
完成予想形態
材料は以下のとおり。
・木材……250円
・木材カット代…300円
・水性ウレタンニス(けやき)……680円
・水性ウレタンニス(クリア)……680円
・木工用ボンド……100円
・紙やすり320番、400番……合わせて100円
・刷毛2本……400円
しめて約2510円。
(実は切り忘れに気づいて再度ホムセンに行くはめに)
すべてホームセンターで揃えました。
特に木材は1800×890×350mmの一本の北欧産ノースウッドをお店でカットしてもらいました。
・柱になる部分:300×890×350mmを2本、270×890×350mmを2本
・足になる部分:110×890×350mmを4本
になるように切り出してもらい、さらにその場で工具を借りてちょっと加工。
ヘッドフォンに傷がついたりしないよう、木材の角っぽいところをベルトサンダーで丸っこくしました。
ベルトサンダーでちょっと焦げる
次に木材を全体的に紙やすりで研磨します。
研磨することでニスの塗りが良くなりますし、この場合だとベルトサンダーで生じた焦げ跡がちょっとマシになります(焦げ跡もアクセントになって個人的には気に入ってますが)。
特に木材の切断面はしっかりとやすりがけしましょう。
その後柱用の木材と足用の木材を木工用ボンドでくっつけます。
ボンドを薄く伸ばして、合わせた後体重かけて圧着させるのがポイントでしょうか。
本当は釘やネジを使うともっと、安定するんでしょうが、簡単でいて強度もあるので今回はボンドで。
しっかりとボンドが乾いたら、いよいよニスを塗ります。
この手順はXFU氏のバナナスタンド改の項目を参考にしてくだされば幸いです。
追加の注意点として、木材の切断面はニスのノリが悪いのでしっかりと塗ることを挙げておきます。
構造上柱と足の接着部分にニスが溜まりやすいので、そこにも留意すると良いでしょう。
3日間ほど塗っては乾かし、塗っては乾かしを重ねて完成。
本当は一日一塗りほどが良いらしいのですが、我慢できず半日で済ましてしまいました。
けやきカラーだけでなく、木材の色をそのまま出したクリアカラーの方も予想以上に良い感じに仕上がっているのではないでしょうか。
見た目は無骨なデザインですが、シンプルでよしということにしましょう。
ヘッドフォンをかけても倒れませんし、要件は満たしたからすべてよし!
高さ違いを2つにそれぞれの色違いのを作ったので計4つ、一個あたり600円ちょっとの計算です。
それなりに安いコストで作れたのではないでしょうか。
これはただの覚え書きみたいなものなので、まだまだ改良の余地はたくさんあります(HPS-2みたいに真ん中開けたりとか)。
この記事が何かの役に立てれば幸いです。
witten by makotin(2012/1/22)