DN-ERAP3

格安アンプと言うことで勢いで買ってしまいましたDN-ERAP3。
DN-ERAP3_1
EVERGREEN名義で売っていますがパッケージを見ても分かるとおりFiioブランドですね。

DN-ERAP3_2
裏面
DN-ERAP3_3
箱を開けてみるとERAP3とケーブル、マニュアルが入っていました。
ケーブルの方はアンプ側と機器を結のに使うのかな。この値段で質を求めるのは酷ですが、ケーブルは少々チープかと。あと、ここの黒い台紙がちょっとだけ高そうな雰囲気。

DN-ERAP3_4
大きさは電池と比較しても小さいです。重さも11gなので携帯性には長けているかと。

DN-ERAP3_5
電池カバーを開けたところ。本体の側面にカバーがあります。単四電池1本仕様で20時間の運転を可能にしています。

DN-ERAP3_6
本体上部にはイヤフォン、ヘッドフォンを繋ぐ用の端子。その端子に隣接して稼働状態を表すLEDが付いています。このLEDは端子に機器を挿すと光る模様。ちなみに延長ケーブルを挿しただけでも光ったので端子を挿した時点で電池を消耗しているみたいです。使わないときはケーブルを抜いておくのが無難でしょうか。そもそもON/OFFのスイッチがないのでそこが欠点かなぁ。

さて、音周りですがこのDN-ERAP3を通すと音味は変わり目立って高音が強調され、よりはっきり聞こえるようになりました。シンプルな増幅と言うよりは音味を変える的なアンプのようです。
ですが、肝心のアンプとしての機能はボリューム調整がないため正直扱いにくい。このDN-ERAP3を通すと音量は多分既存の1.5倍程度に増幅されている印象。もうこれは固定で弄ることができません。元の機器側で音量を弄ってください。

あともう一つ欠点を挙げるならば差し込む時にポップノイズが載るところ。前述の電源スイッチや音量もそうですが、値段から考えてもこれはしかたがないか。

ということでこのDN-ERAP3は音をよくすると言うよりは音の傾向を変えるためと若干の音量を上げる装置ととらえておけば問題ないようだ。少なくともマイナス方向には作用しない。値段から考えればそれ相応の働きはしてくれるんじゃないかなぁ。現状直刺しでゲーム機なんかを使ってる人は導入してみてはいかがだろうか。
あ、それと今回は完全に塡めあわせでネジも無いため分解することができませんでした。中の回路は重やサイズから推測しても実にシンプルな構造だとは思いますが…

witten by XFU(2011/5/13)