AT-HA20
audio-technica社のヘッドフォンアンプです。
ヘッドフォンアンプとは、ヘッドフォンと再生機器の間に接続するオーディオ機器です。
音量を確保し、ヘッドフォンのポテンシャルを引き出して音質を高める役割を持っています。
AT-HA20はそのヘッドフォンアンプの入門機、エントリークラスといった位置づけです。
外装は剛性の高いアルミボディで作られており、質感は上々。
操作部はシンプルで、電源ボタンとボリュームのみ。ボリュームつまみはスムーズに回ります。
標準ジャックとミニジャック、2種類ヘッドフォン端子が付いているので、変換アダプタを噛ませたりする必要がありません。
ヘッドフォン2台で同時利用もできます。
入力端子はライン入力が1系統。ライン出力が1系統いており、スルー出力で他のオーディオ機器と接続する際に便利です。
電源を入れると写真のように内部で青のLEDが点灯します。
それなりに発光量があるので、このギミックが好みでない、という方は注意が必要です。
音質はスッキリ傾向。
高音はほどよく伸び、低音は少し控えめ。
中音域はそのまま音が増幅される印象。
クリアさを感じる一方、硬いと感じたり、面白みのない音だと思われるかも知れません。
音楽プレーヤーや、パソコンのヘッドフォン端子に直接ヘッドフォンを繋いでる人が、もうちょっと良い音で聴きたい!
そう思ってランクアップするにはぴったりの製品ではないでしょうか。
witten by makotin(2010/10/2)