前置き
このサイトは2chのHMZ-T1スレの情報をまとめたものです。分解・改造は自己責任にてお願いします。当ページでは一切責任を負えませんのでご了承ください。
改造関連
ヘッドフォンの取り外し
プラグを切除して取り外す
ヘッドホン取り外しの改造をやったぞ!!
行った改造は2点。
①ヘッドホン取り外し
②レンズの迷光対策(効果があったかは微妙w)まずはヘッドホンの取り外し。
結論から言うと、実際には"取り外し"ではなく"切除"となってしまった。
初めは、HMDを分解していけば、ヘッドホンのパーツを取り外すことが出来るかなと思っていたんだが、
分解してみてビックリ!ヘッドホンのパーツとHMDのつるのパーツは1体成型となっていた。。。
よって、ヘッドホンとつるを一緒に取り外すことは出来るのだが、ヘッドホンだけを無くすには切断するしかない。
なお、隠しネジは1つもなかったし、全て普通のプラスネジだった。さらに保障保護シール(?これを剥がすと保障受けれません的なシール)もなかった。
また、当然だが改造には保障を受けられなくなる覚悟が必要。
手順は以下の通り。(1) 頂部の黒いパーツを取る。
(2) 外周の白いパーツを取る。
(3) 底面の黒いパーツを取る。その際、底面各種スイッチにつながるフレキ基盤があるのでそれも取る。
(4) ヘッドホン+つるのパーツを取る。ヘッドホンから音声ケーブルがメイン基盤につながっているので、基盤側のコネクタを外す。
(5) ヘッドホン部を分解する。
(6) ヘッドホン部を切断!!なお、ヘッドホン+つるのパーツは本体に2本のネジで固定されているので、剛性確保のため、パーツを縦に切断するのではなく横に切断するのが吉(わかりづらいな。。。)
(7) 逆手順で元に戻す。戻す際の注意点としては、(3)の底面パーツを付ける際、レンズの左右位置と底面パーツのスライドスイッチに位置を合わせる必要がある。両方とも最内か最外に合わせてからパーツを付けると良い。
(8) 完成!!!ちなみに、レンズ+有機ELパネルのユニットは、完全密閉されているっぽいので、分解することでホコリが混入してしまうって心配はなさそう。
続いて、レンズの迷光対策。
HMZ-T1では、装着してレンズを覗いた際、レンズ外周に迷光が表れてしまっている。これがけっこう気になっていた。
で、分解してみて分かったのだが、レンズユニットの接眼レンズのふちがむき出しになっていた。
(レンズ表面は密閉されているが、側面は何にも覆われていないという意味)
これが迷光の原因になっているのかなぁ~と思い、その側面に黒い紙を張り付けてみた。
手順的には、上述ヘッドホンの作業の(4)の後あたりで行った。(1) メイン基盤を取る。
(2) 裏に両面テープを張った黒い紙を、1.5cm×3cmくらいにカット。これを4枚用意。
(3) レンズユニット左右に対して、内側面・外側面に黒い紙を張り付け。このときレンズを左右スライドさせても干渉しないことを確認。
(4) メイン基盤を戻す。効果については、はっきりいって微妙ww
というか、効果なかったかも?いやでもちょっとはあったかも?
対策後も、レンズ外周の迷光ははっきり認識出来てしまう。改造を行っての評価。
(良かった点)
ヘッドホン切除により、アンプ+スピーカーから聞くのが快適になった。
試していないが、別ヘッドホンを装着するのも可能だろう(形状は限定されるかもしれないが)。
重量も軽くなっているし、着脱も楽になった。(悪かった点)
今回はヘッドホン部をほぼ根元から切断したが、横から光が入るようになってしまった。
個人的には部屋を暗くして使用するのであまり影響ないが、もっと長く残してもよかったかもしれない。
まぁ、どうしてもといえば、横に黒い布でも張り付ければいいのだが。
あとは、全体的な剛性感が減ったと思う。取扱いは注意したい。
また、今回の迷光対策は、効果微妙すぎてオススメしない。もとからヘッドホン部は取り外し可能か、HMDにミニジャックだけ付ければ良かったんじゃないかと思う。
あと、HMDの中身的には、ほぼレンズユニット2つと基盤1枚だけであり、少々空洞もある。その分の小型化は可能に思う。ただしレンズユニット分の前後長は必要だが。
デコパッドについては、ヘッドバンド装着で快適になったので大型化はしていないが、やはりもっと面積があるほうが良いと思う。あとで調べて知ったのだが、レンズについては"レンズのコバ塗り"をすれば良かったかもしれない。
(レンズのコバ塗り:レンズのふちを反射の少ない塗料で塗ること)
ただし、レンズユニットの分解はチリの混入がこわいのでやらないとすると、レンズユニットのまま塗ることになる。
とすると、スキマから塗料がシミ込んでしまう恐れがある。もしそうなってしまったら死亡確定!?
ネットで調べると墨汁がいいとかあるけど、黒マジックあたりならいけるかもしれない。
頂部の黒いパーツを取る
外周の白いパーツを取る
分解したヘッドホン部
写りが悪いが、右のパーツがヘッドホンとつるが二股で成型されている。
レンズユニットを下から見たところ
ヘッドホン部を切断!!
レンズユニット
ボケボケだが、下が眼側。接眼レンズの側面がむき出しになっている。
レンズユニットに黒紙を貼り付け
元に戻したところ
>個人的にはイヤホンだけ取りたいんですがその場合もここまで分解しないといけないですか?
>光が入るからスライド式のイヤホン部だけ取れれば満足なのですがやはり本体切除しなきゃダメ?
>イヤホンの配線も”切断”しなければならないって事?
ヘッドホンのイヤホン部のみを取り外すことは、
パーツを切断しなくても可能ですね。
配線は基盤のソケットにつながっていて、
それを引っこ抜けばいいので、これも切断する必要はないです
プラグを抜いて取り外す
少しでも誰かの役に立てば幸い。
イヤホン外しで最終的に外したネジは3種類。黒ネジ大と小と銀ネジ。
次に外すのは白い部分。内部黒ネジ3個と外側面ヘッドバンドの黒ネジ小を左右8個取れば外せる。
次に下蓋(黒)を外す。レンズ側の黒ネジ大を下2個と内部左右4個で外れる。下におろす感じに取れる。この時ボタンのユニットが下蓋にネジ止めされている為、下蓋から外しつつもボタンユニットの黒ネジ大を3個外す。ある意味ここが一番むずい。
ヘッドフォン部を外す。銀ネジ2個外すと取れる。片方ずつやった。この時本体基盤からイヤホンのコネクタを抜いておく。
次にヘッドホン部の側面を分解する。側面黒ネジ大を4個外し、マイナスドライバーでツメを外して取り外す。最後にイヤホンユニットの黒ネジ大を2個外してイヤホンを取る。
あとは戻すだけ。
この手順で分解していかないとイヤホンまで外せない。
ネジ2個余ったって言ったけど取り外したイヤホンのネジでした。余ってません。
感想:イヤホンのストレスから完全に解放された。意外と簡単。また付けることも可能。空けたら保証対象外だろうけどうまくやったらばれる事は無い。